経営悪化を理由に一部区間で廃線が検討されている富山地方鉄道について、富山地方鉄道の中田邦彦社長は、来年度の全線存続を明言しました。地鉄を巡っては、路線ごとの分科会で自治体と地鉄が議論を行っていますが、路線によっては先行きが見通せない状況です。


地鉄の本線をめぐっては、地鉄側が滑川から宇奈月温泉間を自治体の支援がなければ来年11月末で廃止する方針を明らかにしていました。
29日開かれた「地鉄のあり方検討会」本線の分科会には、地鉄の中田邦彦社長のほか、新田知事や沿線自治体のトップが出席し、廃線が検討されている「滑川―宇奈月温泉」間について議論しました。














