一方で、無期懲役の判決を受けたもう1人の川岸受刑者に対しては、富美子さんは今も納得いかない気持ちを抱えています。
川岸受刑者は判決が下されたその日の取材に対し、「誰のおかげで事件が解決したかとの思いだったから満足している」「今でも悪いことはバレなきゃいいという気持ちは変わらない」と答えていました。

富美子さん:
「人はどのような人でも最低限の道徳心は持ち合わせていると思っていましたが、それは大きな誤りで、きれいごとでは済まされない、どうしようもない人間が存在することを認識する必要があります」














