ダルビッシュ有との意外な交流も
石井:そしてダルビッシュ有選手と交流があると・・・
今井:直接お会いしたことはないんですけど、ダルビッシュさんの弟さんと繋がりがあって、それで「何か質問とかあったら遠慮なく有に聞いて」って弟さんに言っていただいて。そこからSNSでいろいろお話しさせていただいたりしてて、先日もポスティングが容認されたときはメッセージをいただいた。なので、アメリカに行って直接やっとお会いできるっていう気持ちではいますね。
石井:いやそれは本当に大きな楽しみの一つでもありますね。先ほど代理人っていう話もありましたけども、いろんな球団が、今井選手に興味を持っている。そして、ティア1という(FA市場の5段階のランク付けの中で最上位の)ランクで、ポスティングが始まったわけですけどもご自身の中で、希望とか思いはあるんでしょうか?
今井:いやそんなに「このチームでやりたい」っていうのはあんまり具体的にはないんで、実際にアメリカに行って、いろんな球団からお話を聞いて、またそこから家族のこともありますし。それを踏まえた上で良い決断ができればいいなとは思ってます。
石井:3、4年前からメジャーリーグへの覚悟ができてきたという話でしたけど、今年ドジャースの3人の日本人選手がワールドチャンピオンになりました。ご覧になってましたか?
今井:もちろん普通のシーズンの試合もそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズも練習と時間がかぶってないときとか、見れるときは見てました。

石井:大谷(翔平)選手があれだけ活躍して、一緒に戦った山本(由伸)選手も活躍して、佐々木(朗希)選手もそうですけど、何か感じる部分はありましたか。
今井:山本投手、佐々木投手とか自分と年の近い選手がメジャーリーグで活躍してるのを見てると、僕もやれるんじゃないかって。行って挑戦してみたい、チャレンジしてみたいというか・・・もちろんそれが成功しても、失敗しても、チャレンジしていくとか、常に何かに挑んでいくっていう気持ちにさせてくれたのは、本当にそのドジャースの3人以外の方の選手の影響もありますし。だからまたこれからもうひと踏ん張りっていう気持ちにはなりましたね。

















