■サッカーJ2 第38節 水戸ホーリーホック 2-0 大分トリニータ(29日、ケーズデンキスタジアム水戸)
サッカーJ2の最終節で、2位の水戸ホーリーホックが、2-0で大分トリニータを下した。同時刻キックオフの1位、Vファーレン・長崎が徳島ヴォルティスに1-1で引き分けたため、水戸の逆転でのJ2初制覇とJ1初昇格が決まった。水戸は、クラブ創設31年目にして初のJ1昇格、そしてJ2初優勝という“W快挙”を成し遂げた。
J2の優勝争いは最終節までもつれこむ大混戦となった。23日の第37節を終えて1位の長崎から3位のジェフユナイテッド千葉まで優勝の可能性が残され、J1昇格争いに至っては4位の徳島まで可能性がある。
この日はJ2の全10試合が、同時刻にキックオフされた。ホームの大声援を背に水戸は、前半の序盤からセットプレーや素早いパス回しからの速攻で大分ゴールに迫る。14分には、相手陣内でのロングスローからボールを拾った齋藤俊輔(20)が中にカットインしてから強烈なシュート。しかし、これは相手GKの好セーブに阻まれた。
水戸は中盤以降もボールを保持し相手陣内に攻め込むが、大分の固い守備を崩すことができす、0-0のスコアレスで前半を折り返した。
後半開始早々、水戸はルーズボールに追いついた齋藤が右サイドを突破、ペナルティエリア内に侵入してクロスを入れる。ゴール前の多田圭佑(23)が打点の高いヘディングシュートを決め、1点を先制する。
その後もセットプレーやミドルシュート、ロングスローと多彩な攻撃で大分を圧倒する水戸。30分には相手ゴール前でパスを受けた山本隼大(22)がDFを一人かわして、ゴール右隅に狙いすました強烈なシュート。ボールはゴールネットに突き刺さり、水戸が2-0とリードを広げる。大分の必死の攻撃も水戸のディフェンス陣がはね返し続け、2点のリードを守り切り逃げ切った。J2優勝の水戸と2位の長崎がJ1昇格を決めた。長崎は8年ぶりのJ1復帰となる。














