「核兵器廃絶は決して遠くに見上げる北極星ではありません。
被爆で崩壊した瓦礫に挟まれ身動きの取れなくなった被爆者が、暗闇の中、一筋の光に向かって一歩ずつ這い進み、最後は抜け出して生をつかんだように、実現しなければ死も意味し得る、現実的・具体的目標です。
諦めるな。押し続けろ。進み続けろ。光が見えるだろう。そこに向かってはっていけ。(※)
はい出せず、あるいは苦痛の中で命を奪われた数多くの原爆犠牲者の無念を晴らすためにも、我々も決して諦めず、粘り強く、核兵器廃絶という光に向けてはい進み、人類の、地球の生と安全を勝ち取ろうではありませんか」(2025年「あいさつ」)
※2017年12月10日に行われたノーベル平和賞授賞式でのサーロー節子氏のスピーチを翻訳。日本語訳は広島県による翻訳であり、英語原文の著作権はノーベル財団に帰属する。

湯崎知事による「あいさつ」。その思いは将来にわたって世界に継承されていきます。