速報です。元兵庫県議の名誉を毀損した疑いで逮捕されていた、NHK党の党首・立花孝志被告(58)について、神戸地検は11月28日、名誉毀損罪で「起訴」しました。
街頭演説やSNS上などで展開された一連の立花被告の行為は、ついに正式な刑事裁判の場で審理されることになります。
起訴状によると、「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志被告(58)は、以下の罪に問われています。
▽去年12月、自らが立候補した泉大津市長選挙の街頭演説で、「何も言わずに去っていった竹内議員は、めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと虚偽の内容を発言し、元兵庫県議会議員・竹内英明さんの名誉を毀損した(名誉毀損罪)
▽今年1月に竹内元県議が自死した直後、自らのSNSで「竹内元県議は、どうも、あす逮捕される予定だったそうです」などとウソの情報を発信したほか、川越市議会議員補欠選挙での応援演説で「竹内元県議は逮捕される前に、自ら命を絶ったのではないか」などとウソの情報を発信して、竹内元県議の名誉を毀損した(死者名誉毀損罪)
神戸地検は、立花被告の認否を明らかにしていません。
竹内元県議は、斎藤元彦知事のパワーハラスメントなどを調べる調査特別委員会(百条委員会)の委員でしたが、SNSで激しい誹謗中傷被害を受けたことなどを理由に、去年11月に議員辞職。今年1月に自死しました。
立花被告の発信をめぐっては、当時の兵庫県警本部長が「竹内元県議を被疑者として任意の取り調べをしたことも、逮捕の予定もなく、まったくの事実無根」と完全に否定する異例の事態にもなっていました。
そして、今年6月に竹内元県議の妻が立花被告を刑事告訴。兵庫県警は、逃亡や罪証隠滅のおそれなどを理由に、11月9日に逮捕に踏み切りました。その後、神戸地検の勾留請求を神戸地裁が認め、立花被告は現在も身柄拘束が続いています。
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