相次ぐクマの出没。
青森市では26日、親子とみられる2頭のクマが目撃され、付近の学校では27日も警戒が続いています。
須崎蓮 記者
「青森市内の学校や住宅が近くにある、こちらの道路上でクマが目撃されました」
26日午後6時半前、青森市原別の道路上で親子とみられるクマ2頭が目撃されました。
近くの青森東高校では、80人の生徒が校舎内で自習をしていたことから、学校側は保護者に連絡して車で迎えに来るよう協力を求めました。
一夜明けた27日朝もクマの捕獲は確認されておらず、現場付近の学校は警戒を続けています。
青森東高校は、列車で登校する生徒にクマが活発になる早朝を避けるよう呼びかけたほか、保護者へ車での送迎を推奨しました。
原別小学校と東中学校は保護者の送迎を原則とし、送迎が難しい児童と生徒は欠席扱いとならない自宅待機にしました。
また、27日も午前5時ごろ、原別小学校の近くで同一の個体とみられるクマ2頭が目撃され、小学校の敷地内ではクマのものとみられる足跡が見つかりました。
周辺の学校はいずれも授業に影響がありませんでしたが、小中学校は28日も同様の対応を取るということです。














