飯田市で4月、19歳から20歳の4人が乗った乗用車が道路脇の水門に衝突して全員が死亡した事故で、長野地方検察庁飯田支部は、運転していた男性を不起訴にしました。
処分は19日付けで、地検飯田支部では、不起訴の理由を被疑者死亡のためとしています。
事故は、4月24日の午後0時半ごろ、飯田市松尾清水の堤防道路で、県飯田技術専門校の当時19歳から20歳の訓練生の男性4人が乗った乗用車が、道路脇の水門に衝突して、全員が死亡したものです。
飯田警察署は、同乗していた訓練生3人を出血性ショックなどで死亡させたとして、6日に、乗用車を運転していた宮田村の当時20歳の男性を過失運転致死の疑いで地検飯田支部に書類送検していました。

4人は昼休みで外出していて、捜査関係者によりますと、乗用車は法定速度の60キロを上回る速度で走行していたということです。














