微生物を見出すため 大陸の黄砂を上空で“キャッチ”
空気中に無数に存在する微生物を調べるため、牧教授は石川の上空の黄砂を調べています。これが、雲が発生するメカニズムの解明につながろうとしています。
近畿大学理工学部・牧輝弥教授「黄砂は、(中国など)大陸の砂漠でぱっと舞い上がって砂が日本の方まで飛んでくる、そういうイメージがあるんですけれどもそうなんです。砂と一緒にですね、微生物も一緒にくっついてけっこう飛んできているんですよ」
毎年のように、黄砂が飛ぶ4月から5月を中心にヘリコプターを飛ばして上空の黄砂を採取しています。地理的に、能登半島は大陸の黄砂を採取しやすい地点とのことです。
2023年に行った採取では、黄砂に付着する微生物を確認することができました。














