新潟県勢が登場
ミラノ・コルティナオリンピック™の注目は、やはりこの人、村上市出身の平野歩夢選手(27歳)。骨折の大けがを抱える中で、王者の意地を見せてくれました。
日本時間の12日午前3時半に始まった男子ハーフパイプ予選。
2回滑り高い方の得点で競い、上位12人が決勝に進めます。
一番の注目は、前回の北京大会で金メダルを獲得した平野歩夢選手です。

地元の新潟県村上市に設けられたパブリックビューイングの会場には、市民らおよそ70人が駆け付けて声援を送りました。
【歩夢選手の伯母・橋本定美さん】
「けがが本当に心配で…」
【歩夢選手の祖母・岸安子さん】
「ちょっと前にけがしたので、そこは心配していますけど。
「でも今まで練習してきたものが、歩夢らしい滑り方をしてくれればいいかな、と思って、それを願っています」

1月のワールドカップで激しく転倒し、骨盤などを骨折した平野選手は、6日前に初めて現地で雪の上に立ちました。
その後の公式練習で、自身の身体の状態についてこう語っています。
「膝も、もう未だに感覚がないような感じで、調整に時間かかってるというか。そんな感触です」
アクシデントを乗り越えて、夢の舞台に戻ってきた平野歩夢選手には、2大会連続金メダルの期待も寄せられています。
「可能性があれば、できる範囲で限界を乗り越えられるような滑りは、自分自身したいなと思っている」「どこまでいけるか、それにかけて頑張りたい」
「まだ痛みがある」とも語ったなかで、骨折後初の実戦となる注目の1本目の最初は、4mを超えるジャンプ。さらには、縦2回転・横4回転の技も完璧に決めてきました。

大ケガから、まさにぶっつけ本番で挑んだ『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』で平野歩夢選手は、2本目でさらに得点を伸ばし、7位で決勝進出。
【平野歩夢選手】
「痛みありきで滑れてる状況ですけど」
「決勝で、自分のベストを、悔いなくやり切るのみなのかな」
【歩夢選手の伯母・橋本定美さん】
「よかったです。もうなんか、ホっとしました。寝れなくて、きのうは。心配で」
― どんな言葉をかけますか?
「よくやったねしかないです。頑張ったねっていうことですね。痛かっただろうなと思いながら」

王者の意地を見せた平野歩夢選手が、日本時間の14日午前3時半から行われる決勝で、新潟にさらなる感動をもたらしてくれることに期待しましょう。














