
照国神社近くにある「旧興業館」です。明治16年に建設され、これまで市役所や博物館、考古資料館として使われてきました。

しかし、老朽化のため平成14年に閉館。一時、活用が計画されましたが、議論が進んでおらず、現在は入ることができません。

(赤﨑正博さん)「明治16年。若い人たちはなにも思わないと思うけど、私は小さいころ、使われてたころを実際体験しているから、見入ってしまう。何らか使って残っているということに意味があると思う。
どんな時代だったのかというのは、(建物と)対比すれば歴史は面白い。郷土に愛着が湧く、地域の歴史を知るということは。ぐっと身近になって愛着が湧くと思う」

鹿児島に残る近代的な建築物。建物の歴史を知ることが活用に向けた一歩になるのかもしれません。














