▼事件発生から9年後に急展開

急展開を迎えたのは事件発生から9年後。
(京都府警 中野崇嗣刑事部長(2022年))「田中幸雄、男性1名を逮捕しました」
警察は、現場近くに残されたタバコの吸い殻から検出されたDNA型が、田中被告のものと一致したほか、大東さんの自宅周辺の防犯カメラに田中被告とみられる人物が映っていたことなどから逮捕に踏み切りました。
しかし、事件と田中被告を結びつける直接的な証拠や、背後関係はいまだ明らかになっていません。
一方で、事件の後、王将の第三者委員会は特定の企業グループと不動産の売買など「不適切な取り引き」を繰り返し、170億円の損失を出したと公表。大東さんがこうした状況を改善しようとしていたことがわかっています。














