子どもの腕に噛んだ跡 防犯カメラで確認すると…

2歳児クラスの担任保育士
「最初はマイナスの印象だったが、実際に保育室でけがが起きたときに、改めてけがの状況を、カメラを使って確認ができる。起きた情報を改めて把握して、知ったうえで保護者にも状況を伝えられる」
カメラ設置から1年半、むしろ積極的に活用するようになったと話す。
1歳児クラスの担任保育士
「カメラを確認して『こういうところがいけなかったから、こういう状況になってしまったんだ』と顧みて改善していくことで、意識も変わっていった。先生の配置とか関わり方、気を付けていこうみたいな意識がどんどん高まっていった」
カメラを導入する際、保護者にも説明した。なかには必要あるのかという意見もあったが、今では…

保護者
「子どもたちが大人の目を盗んだトラブルがあった。実際に映像で見てもらい、すぐに対処してもらった。すごく安心感になった」
帰宅した子どもの腕に噛んだ跡を見つけ、園に相談した保護者は。
保護者
「次の日お迎えに行ったところ、『防犯カメラの履歴を確認したんですが』と、先生の方から言ってくれた。結果的に息子が自分で噛んでしまっていたということだった。言えずにいるとモヤモヤが残ってしまい、保育園に安心して預けられなくなる。一個一個クリアにしてくださったので、非常にありがたいなと」

保育士向けのウェブメディアが行ったアンケート調査によると、保育室内の監視カメラについて「設置されている」と回答したのは全体の約3割だった。
不適切な保育への対応や、防犯対策などが理由としてあがっている。

保育園キディ百合丘・川崎 武田正志 園長
「防犯カメラは、あくまでも便利なツールの一つ。それがあるから、すべてが解決できるものではなく、これをどう使うか、どう活用するか。職員同士が助け合える職場環境をどう作っていくか。保育士一人一人も人であり、人間であり、感情を持っていて、ときにはイライラしたりもする。そういったときに助けてくれる仲間がいるかは、すごく大事なことだと思う」














