県野菜花き試験場は、およそ80年前から農作物の安定生産と競争力の強化などを目指し、品種開発などに取り組む県の施設です。
県野菜花き試験場主任研究員 丸山秀幸さん:
「これは容積重とソバの水分を量る機械です。容積重は、1リットルあたりのソバの重さを量る単位です」

ソバの場合、優れた特性をもつ親同士を掛け合わせて、より良い品種を生み出しますが、まず、何十、何百という組み合わせを試すのに5年以上かかるといいます。
さらに、生まれた品種が、何年にもわたって安定してその特性を維持できるのかを検証するため、試験栽培にも5年以上が必要といいます。
県野菜花き試験場主任研究員 丸山秀幸さん:
「タチアカネはソバの基本。収量がとれて倒れづらい。それを実現するために開発された品種です」
さらにタチアカネの名前が示すような、赤い実の実現が研究者の悲願でした。

県野菜花き試験場主任研究員 丸山秀幸さん:
「元となった臼田在来は実の赤いやつが10%くらいしかなかった。その中から実の赤いやつを選んで選んで90%まで高めた。タチアカネの場合、うっすらと赤いソバ畑になっていく。観光客がやってきて、これは珍しいソバだと見ていってくれる。そしてソバも食べていってくれる。そういった効果を望んでいた」
一方、東御市の食堂一膳(いちぜん)で提供されるのは「信州ひすいそば」です。














