公明党の斉藤鉄夫代表ら9人の国会議員が、24日午後に東京電力・柏崎刈羽原子力発電所を視察しました。

冒頭の挨拶で斉藤代表は、原発再稼働の容認を表明した花角英世新潟県知事の決断をについて、「非常に丁寧なプロセスを経て、県民の皆さんの意見も十分お聞きしながらの、重い決断だったかと思います」と評価しました。

視察の様子(写真提供:東京電力)

東京電力の小早川智明社長も同行しておよそ2時間半にわたって行われた視察では、中央制御室などを訪れて安全対策設備の説明を受けたということです。

視察の様子(写真提供:東京電力)

【公明党 斉藤鉄夫代表】
「安全に終わりはないと言われているが、その終わりがないことを徹底して頑張っていこうとする姿勢を見させてもらった」
「新潟県議会での議論を党として見守っていきたい」

【東京電力 小早川智明社長】
「本当に気の引き締まる思いで、しっかりと取り組んでまいりたい」

斉藤代表はまた、新潟県知事が国に確認するとしている避難道路の整備など7つの項目について、「国はしっかり対応する必要がある」と述べました。