塚田さんは、将来、廃炉に携わりたいと、山梨県から福島高専に入学しました。

塚田さん「廃炉ロボコンを見て、福島高専を初めて知って、今後何十年も廃炉作業が続いていくとなれば必然的に若い人も関わらなくてはならない」



12月9日、「廃炉ロボコン」前日のテストラン。
今年の大会には、全国12の高専から14チームが参加します。

今年の大会は、原子炉の建屋内で除染作業をする設定で、がれきや配管がくずれ落ちている状況を想定し、2か所の障害物をクリアしてから、除染に見立てた3メートルほどの高さにある模造紙を塗りつぶす作業をします。

学生は、ロボットにつけたカメラの映像だけを頼りに遠隔操作します。


ほどんどの高専が、難関を突破することができません。


福島高専は、1回目のテストランではロボが動かず、迎えた2回目。
入念に整備をした機体は快調に動きます。

そして、あの最大の難所。

越えました!

福島高専チーム「おーやった」
塚田さん「だんだんうまくなっていくみたいな。すばらしい。とりあえず除染の壁までちゃんとたどりつけて、段差ものぼってくれたので(ガッツポーズ)」