物価高で経費高騰、赤字大会も

今月発表された「おきなわマラソン」の休止。
開催30回の歴史を誇りますが、2年連続の赤字などを理由に、来年2月の開催は見送りに。
次年度の再開を目指すと発表しました。

実行委員会事務局によると、大会開催の経費は、物価高などの影響でコロナ禍前の1.5倍~1.8倍ほどに高騰していたといいます。

2026年2月の開催を見送った「おきなわマラソン」

この報道を聞いた人たちは…

おきなわマラソン出場を予定していた男性:
「今回は “NAHA” に出ずに、“おきなわ” に全振りしていたんですけど…目標がなくなってしまって。そのために練習していたのでショックでした」

女性ランナー:
「すごく残念。県内のマラソンってどの大会も暑くて、沖縄で唯一涼しく走れるのはおきなわマラソン。1月、2月の大会があるといいなって(思う)。熱中症も心配しなくていいですし」

おきなわマラソンの休止を残念がるジョガーの声が多く聞かれましたが、経費高騰や参加者の定員割れなど、同様の理由で中止を発表する大会は全国で出始めています。