新そばの季節到来です!クマの出没が後を絶たない中、きょう天童市で危険と隣り合わせの活動が続く猟友会のメンバーに新そばがふるまわれました。
打ち立て! 茹でたて!
「そばの香ばしくも爽やかな香りがふわりと届いてきます。新そばのお味はどうですか?」「最高です!」


この秋に収穫された県産の「でわかおり」で作る新そばです。天童高原で栽培される「でわかおり」は、高地のためほかの品種と交配することがなく、特にこの時期の新そばは「でわかおり」本来の香りを楽しめるとそば通からも高い人気を誇ります。

しかし、連日のクマ出没の影響で、先月から開かれている天童高原の「新そばまつり」の来場者は去年と比べて2~3割ほど減っているといいます。
そんな中きょうは、日々危険と隣り合わせでクマやイノシシを相手に活動する県猟友会天童支部メンバーに、激励金の贈呈と新そばが振舞われました。

猟友会員は「(捕獲した)クマも興奮すればその勢いで外れた場合にすごい速さで向かってくる。その場合かなりの危険と向き合う時が何回かある。この会を設けてくださり大変感謝している」
猟友会員は「猟友会の人たちと食べるそばは、格別な味わいでおいしいです。地域の皆さんからこういった形で応援してもらい、ありがたい」

NPO天童高原 緑三郎 理事長「(猟友会の人は)朝早くから夜遅くまで活躍なさっているんだなって。これまであまり感じなかったのですが、今年は強く感じたところです。おいしく食べていただいてよかったなって。今後とも頑張って活躍していただきたい」
日々命がけで活動する猟友会のメンバーへ、感謝の気持ちを込めた新そばのおもてなし。メンバーたちは、天童高原の「でわかおり」を使った10割そばを心ゆくまで堪能しました。
「ん~うまい!!」















