「冬のイベント」に「夏祭り」を組み合わせました。
青森市のショッピングセンターで、クリスマスをテーマにした「ねぶた」が飾られました。

開店前のショッピングセンター「サンロード青森」で、ゆっくりと歩を進める「トナカイ」と「サンタクロース」。店のイベントスペースで台座にのせられると、あたたかな光が灯りました。

これは、ねぶた師の吉町勇樹さんが制作した『クリスマスねぶた』です。

幅3m・奥行きと高さが2mあり、骨組みや、紙張り、ろう書きと、ねぶた制作の技法が使わていますが、クリスマスのムードに合わせた工夫も施されています。

ねぶた師 吉町勇樹さん
「普通のねぶたではやらないが、雪をふわっとした綿のような物で表現したり、トナカイの首に本物の鈴をつけたり、遊びを取り入れた」

こちらのショッピングセンターが吉町さんに依頼し、2024年から店の中で『クリスマスねぶた』を飾っています。

21日朝の開店にあわせて2025年の作品が設置されると、通りがかった客が写真に収めていました。

東京から訪れた人
「ねぶたと、この季節のクリスマスが相まっている。かわいいねぶただと思う」

来店した子ども
「かわいい」

Q.クリスマスは楽しみですか?
「楽しみ!」

『クリスマスねぶた』は、21日~12月25日まで見ることができます。