この日やってきたのは山梨県の、とある施設です。建物の中に入っていくと、そこには…人工雪の、ハーフパイプ場が。

実は理暉くん、スロープスタイルとハーフパイプの“二刀流”選手なんです。

一見、似ているようにも思えますが、ジャンプへの入り方や踏み切り、着地の仕方も違うまったくの別種目。両方で活躍している選手は、世界でも数えるほどだといいます。

しかし理暉くんは、両種目で全国規模の大会の優勝経験があります。

指導を受けている青木浩範コーチは、プロツアー(PSAASIA)ランキング3年連続1位というトップ選手。

理暉くんにとって、頼れる先輩で、身近な目標です。

青木浩範コーチ:「着地してから次につながる滑りをできないと空中の乱れにもつながってくるので、ボトムランは常に意識しています。で、その先のスピンの腰の入れ方やエアーの高さを重点的に練習しています」