「お前が智紗都を殺したんだぞ」米村さんが身内から言われた言葉
熊本で解剖することになり、智紗都さんを熊本に連れて帰った。
2003年10月10日、11日。智紗都さんを家に安置した時のことを、米村さんは今も鮮明に覚えている。
米村州弘さん
「僕は22年前の10月10日、10月11日の智紗都を家に置いた時、家の中ににおいがするんですよ。どんなにドライアイスで固めていても、家中に智紗都のにおいがするんです。分かりますか?智紗都のにおい。まだはっきりと覚えています。忘れることができません」
通夜、葬式。
仏事が続いた。
その中で、米村さんは実の母親、おじ、おばから言われた。
米村州弘さん
「『お前が智紗都を殺したんだぞ』と言われたんですね」
実の母親から。
身内から。
「お前が殺した」と。
米村州弘さんの講演の内容は、6回の連載で掲載します。
「2週間土の中に埋められていた人間ってどうなるか分かります?」変わり果てた20歳の娘と対面した父ネットで知り合った49歳男に娘を殺害された父親の22年【全6回連載①】
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何でも”殺害された20歳の娘”と結びつけてしまう苦悩 心の支えは”孫” ただ、その誕生が「22年間で一番辛かった」【全6回連載⑤】
「あの男はちいちゃんだけを殺したのではない」20歳の娘を殺害された母 「智紗都をたくさん生き返らせてあげてください」父が講演を続ける理由【全6回連載⑥】














