大阪府警の元警視がいわゆる「パパ活」で知り合った少女らにわいせつな行為をした罪に問われている裁判で、元警視は「自分の欲望に負けた」などと起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、大阪府警生活安全部の元警視辻本浩嗣被告(54)は、府内のカラオケ店の個室で10代の少女2人にわいせつな行為をした罪に問われています。

 少女の1人はいわゆる“パパ活”で辻本被告と知り合ったということです。

 21日の初公判で辻本被告は起訴内容を認め、「強い刺激と非現実感があった。自分の欲望に負けバレなければいいだろうとやってしまった」などと述べました。

 検察側は「パパ活の問題を熟知しやめさせる立場だった。厳しい非難に値する」として拘禁刑2年を求刑しました。