大分市佐賀関の大規模火災は発生から4日目を迎え、現在も消火活動が続いています。
大分市佐賀関の漁港です。火災が発生した住宅地から上る白い煙は、ほとんど見えなくなりましたが、1キロ以上離れた蔦島(つたじま)からは今も煙が上がっています。

今回の火災では、住宅や空き家などおよそ170棟が焼けたほか、1人が死亡しました。
避難所となっている市民センターには、21日午前7時時点で73世帯113人が身を寄せていて、体調不良を訴える人も出始めています。
また、周辺のおよそ220戸が現在も停電しているほか、一部地域で断水が発生するなど、市民生活に影響が続いています。
大分市は20日、火の勢いが弱まったとして住宅地の火災は鎮圧状態にあると発表しましたが、未だ鎮火には至っておらず、現場では懸命な消火活動が続いています。














