「母の信仰を理由に私が事件を起こした」
将来を悲観していた背景にあるのが、母親の存在です。旧統一教会に入信し、多額の献金を繰り返してきたことがわかってます。
弁護人
「どんな母でしたか?」
山上被告
「基本的には悪い人間ではない。統一教会に関することで理解しがたい面は多々ある」
弁護人
「入信したことはどう思っていますか?」
山上被告
「あれほど多額の献金をしなければそれで良かった」
18日に出廷した被告の母親は…

山上被告の母親
「私が加害者だと思う。尽くして利用したのは教会だった」
「旧統一教会への献金にのめり込んだ自分に問題があった」と証言しました。
そして20日…

弁護人
「母親の話を聞いてどう思いましたか?」
山上被告
「相変わらずだなと思いました」
弁護人
「どんな意味ですか?」
山上被告
「非常にマイペースというか」
弁護人
「証人として裁判所に来たことについては?」
山上被告
「非常に辛い立場に立たせてしまったと思う」
弁護人
「なぜですか?」
山上被告
「母の信仰を理由に私が事件を起こした。責任を母が感じるところもあるから」
母親の旧統一教会への信仰が事件を起こした理由だとはっきりと述べた山上被告。
被告人質問は20日を含めて5回開かれる予定で、旧統一教会への恨みが安倍元総理の銃撃につながった理由を山上被告本人がどのように説明するのかが注目されます。














