到着前日にキャンセルの連絡が

日中友好旅行社 高尾淑江 代表
「15日の朝連絡をもらって。『明日は行けないかもしれない』と。え~っとびっくりしまして」


こう話すのは、福岡市にある旅行会社の代表。主に中国人向けのツアーを取り扱っています。

キャンセルの連絡が入ったのは、中国政府が渡航自粛要請を呼びかけた翌日の11月15日。

16日に福岡に着き、5泊6日で九州一周旅行を予定していた中国人の4人グループで、キャンセルは出発前日のことでした。

日中友好旅行社 高尾淑江 代表
「お客さんも中国の方で航空会社に何回も何回も連絡を取って。航空会社からの情報も『他のお客さんもけっこう取り消しする人が多い』と」


キャンセル料はツアー代金の半額。

高尾さんは九州各地の予約先に連絡を入れ、精算などの対応に追われました。

日中友好旅行社 高尾淑江 代表
「日本側のまずバス、交通ですね、それから宿泊、それからレストランすべて」