金沢伝統の冬の味覚「かぶら寿し」。金沢市野町にある「かぶら寿し本舗かばた」の本社工場では、11月上旬から始まった漬け込み作業が最盛期を迎えています。
味や食感の決め手となるカブは地元で栽培した「金沢青カブ」が使われていて、日本海で獲れた天然ブリの塩漬けを挟み、麹でじっくり3週間ほど漬け込んでいます。

工場では、1日に1000枚から2000枚を漬け込むということで、20日は従業員がブリを挟んだカブを桶の中に丁寧に並べていきました。
かぶら寿し本舗かばた 加葉田恵子社長「青カブをつかったかぶら寿しが昔ながら。歴史に思いをはせながらやっぱり美味しいね、お正月はかぶら寿しだねとお歳暮にはかぶら寿しだねと思いながら食べてもらえればうれしい」

今年は猛暑の影響でカブの入荷が遅れたものの、かぶら寿しは予定通り2026年3月ごろまで出荷されるということです。














