岩手県は20日、中部保健所管内の教育・保育施設でサポウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
感染性胃腸炎の集団発生があったのは、中部保健所管内の教育・保育施設です。
11月14日(金)にこの教育・保育施設から中部保健所に「園児から嘔吐、下痢等の症状が出ている」旨の連絡がありました。
その日から中部保健所が調査を開始、11月10日(月)から11月19日(水)にかけて利用者と職員に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。
有症者は計14人です。有症者はいずれも回復傾向にある、ということです。
検査の結果、有症者4人からサポウイルスを検出。
施設の食事を原因とする食中毒ではない、ということです。
これを受けて中部保健所はこの教育・保育施設に対し、消毒方法等の二次感染対策について指導したとのことです。
今シーズンの県内の発生状況はノロウイルスが16件、その他(サポウイルス等)が23件、合わせて39件となっています。2024年の同じ時期は、ノロウイルスが10件、その他(サポウイルス等)が9件、合わせて19件でした。














