大阪府は11月20日、府内でのインフルエンザの感染状況が「警報レベル」となったと発表しました。過去15シーズンと比較して、最も早い時期に警報レベル入りした形です。

 大阪府によると、11月10日~16日の府内の定点あたりのインフルエンザ患者の報告数が「31.57」となり、警報レベルの基準値である「30」を超えたということです。

 過去15シーズン(2010年・2011年シーズン以降)と比較して、最も早い時期に警報レベルの基準値を超えた状況となっています。

 府は「全国的に例年より早く流行している。高齢者や基礎疾患のある方は重症化することがあり、小児では急性脳症を起こすことがあります。手洗い、咳エチケット、換気などの基本的な感染対策を心がけましょう」と呼びかけています。