移転・新設の検討が進められている青森市の新たな屋内グランドについて、市は、2030年4月の開館を目指していることが分かりました。

青森市の屋内グラウンド「サンドーム」の後継施設について、市は19日の有識者会議で2030年4月に開館を目指す方針を明らかにしました。

青森市地域スポーツ課 高野新 課長
「屋内グラウンドを利用できない期間がないようにするというのが基本的な方針」

県立中央病院と青森市民病院が統合してできる新たな病院の整備のために、サンドームを解体する工事の着手予定の時期と合わせています。

新たな屋内グラウンドは、青い森セントラルパークの県有地に整備予定で、市は想定される5つの整備手法のうち設計と施工を分離する方式を提示しました。

委員からは建設費用や入札の不調への質問があがったものの、反対意見はでませんでした。

市は1月に住民説明会を開催、その後の有識者会議で整備方針を提示する予定です。