熊本市の体罰等審議会は、児童の頬を平手で1回叩いた小学校教諭の行為を体罰に認定しました。
熊本市教育委員会によりますと市内の小学校に勤務する教諭は2学期の授業中に、ハサミの刃先を人に向けた児童を指導しました。
その際、児童の頬を平手で1回叩いたということです。児童にけがはありませんでした。

教諭は反省しているとしたうえで、「ハサミを人に向けていて危険だったため叩いてしまった」と話しているということです。
また、審議会は熊本市立の高校で、部活動中に顧問の教諭が部員に対して「殴らんと分からんとか」などと発言し、精神的苦痛を与えたとして「暴言等」に認定しています。
今後、市教育委員会がそれぞれの処分を検討します。














