鎮火は“イタチごっこ” 高齢者が多い被災地で続く不安
藤森祥平キャスター:
消火活動は進んでいますか?
喜入友浩キャスター:
なかなか進んでいないように感じます。

先ほど、奥に見える家屋から白い煙が立ち上り、消防隊員が放水する様子がありました。こういったことが夜になっても複数か所で起こっています。白い煙が立ち上っては、それを消してという作業を繰り返しています。
今、街一帯は立ち入り禁止となっているのですが、消防隊員が夜になってもライトを持ちながら街中を確認する作業が続いています。
現地に入った地元の消防団員に話を聞きますと、「完全に火が消えているのを確認するのが非常に難しい状況」だといいます。
というのも、多くの建物が火災で倒れてしまっていて、その倒れたがれきの裏でくすぶっているケースが多いということで、消しては燃えるを繰り返すイタチごっこのような状況になっているということです。現在もそういった状況が続いているとみられます。
トラウデン直美さん:
苦しい状況の中だとは思うのですが、避難されている住民の方の様子はどうでしたか?
喜入キャスター:
健康面、そして不安の声が多く聞かれました。

このあたりは高齢者が多く住んでいて、自治会長によると、町の平均年齢は70歳を超えているそうです。
私が取材した方は車いすで生活をしていたり、心臓に病を抱えているという方もいました。その方は18日の夜、必要な薬を家に取りに帰ることができずに一夜を明かしたといいます。
一転、19日は避難所に多くの医療関係者の姿があり、先ほどの方は薬が届いて今は飲めているということです。
健康面の不安は少し取り除かれたものの、今家はどうなっているのか、いつになったら確認できるのか、そういった不安はまだ続いているといいます。
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<プロフィール>
トラウデン直美さん
Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満」受賞
趣味は乗馬・園芸・旅行














