鹿児島県内で見られる野鳥を撮影した写真展が、19日から鹿児島市で始まりました。

ふわふわの白いからだに茶色い顔が特徴の「エナガ」や、顔から背中にかけての赤褐色が美しい「シマノジコ」。

鹿児島市の「かごしま環境未来館」で始まったのは、県内で撮影された野鳥の写真展です。

写真を提供した「日本野鳥の会かごしま県支部」によりますと、国内にはおよそ650種類の野鳥がいて、県内ではこれまでにおよそ400種類が確認されています。

13回目を迎える今年は、中学生から70代が撮影した写真73枚が飾られています。

(レポーター)「県本土だけでなく、離島でとられた写真も飾られています」

こちらは奄美で撮影された「セッカ」です。淡い褐色に黒の縞模様が特徴で、愛らしい表情をとらえた1枚です。

(日本野鳥の会かごしま県支部・編集部 原裕之さん)「鹿児島にもこのような鳥がいると知ってもらい、特徴を見て楽しんでもらいたい」

「野鳥の会写真展」は来月7日まで開かれていて、入場は無料です。