下水道施設の点検にドローンを活用へ、富山市が実証実験です。

加賀谷悠羽記者
「今回作業員は雨水管の中に入らず、代わりにドローンが点検を行います」

下水道施設の点検作業中の事故が全国で後を絶たない中、富山市は、安全性の確保や作業の効率化を目的に、ドローンを活用した点検の実証実験を始めました。

19日は富山市牛島本町周辺の愛宕雨水幹線を中心に行われ、幅1.8メートル、高さ1.2メートルの内部をカメラ付きの小型ドローンで撮影し、ひびや腐食がないかを確認しました。

富山市上下水道局上下水道施設管理センター
河岸隆主幹
「ドローンの映像、思った以上にきれいだったので、一次調査としては大変効果的なものではないかなと思っています」

実証実験は引き続き、市内の雨水幹線を中心に行われ、市は、導入も検討していきたいとしています。