■鮫島さんのサッカー生観戦の原体験「夢」や「希望」を

11月29日(土)サッカー女子日本代表とカナダ代表の親善試合が、長崎市のピーススタジアムで午後3時半から キックオフとなる。鮫島さんは大舞台を現場で観戦することの意義をこう語った。

鮫島彩さん
「私も小さい頃そうでしたけど、代表の選手やトップリーグでやってる選手たちを生で見る機会ってすごく記憶に残ってるんですよね。国立競技場に試合を見に行って、やっぱりトップの選手たちはすごいなって思った記憶は強くあります。こういう選手になりたいとか、こういう場所で自分もプレーしたいみたいだとか。そういう希望を持てる機会があったので、ぜひ長崎市での試合を見てもらって“夢”とか“希望”とか、そういうのを少しでも感じてもらえたら『自分も頑張ったらそこに行ける可能性がある』と感じてほしい」

■鮫島彩さん
1987年栃木県生まれ。小学生でサッカーを始め常盤木学園高(仙台市)卒業後、東京電力女子サッカー部マリーゼに加入。2011年FIFA女子ワールドカップで優勝するなど、なでしこ不動の左サイドバックとして輝かしい功績を残す。2024年に現役を引退。2025年6月に結婚と出産を公表。