3年前からメジャーへの思いを表明していた高橋光成(28、西武)が、ついに夢への一歩を踏み出した。最速158キロのストレートを武器に、21年から3年連続2桁勝利をマークするなど、チームのエースとして活躍してきた高橋。しかし昨季はケガで出遅れ、パ・リーグワーストタイの開幕11連敗と、苦しいシーズンとなった。そんな中でも、憧れてきたメジャー挑戦を「諦めることはなかった」という。新たな挑戦を前に高橋がその胸中を語った。
憧れの菊池雄星と「やっと同じ舞台に立てるかもしれない」
Q.今の心境はどうですか。
高橋光成投手:本当に球団の人に感謝ですね。球団の方が僕の意見を尊重してくれたのは何よりも嬉しいですし、ずっと憧れてた場所だったので、そのスタート地点に立てるのは嬉しいです。
Q.心境的にはわくわく?
高橋:正直あんまり変わらないですね。まだ契約が決まったわけじゃないんで、本当にいつも通り過ごしてるっていうのが正直ですね。あと今ニュースもシャットアウトしてるんで、僕のところに情報が入らないっていうのもあるかもしれないです。自分のことだけに集中できてるというか、やるべきことをやって待ってるって感じです。
Q.今は、どんなことをイメージしながら?
高橋:もう1回、1年間戦える体を作るっていう部分で、トレーニングは11月中しっかりと行って、12月からボールも変わるかもしれないので、そこへのアジャストを今からしてます。
Q.最近(菊池)雄星さんと連絡は取ってるんですか?
高橋:まだ直接的にはお話はしてないですけど、ちょこちょこ連絡は取らせていただいてます。
Q.元々一緒に自主トレをして、そこからメジャーへの思いが芽生えて、やっと同じ舞台に。
高橋:まだ決まったわけじゃないんですけど、やっと同じ舞台に立てるかもしれないってなると、今からめちゃくちゃわくわくしますね。本当に雄星さんに憧れてずっと過ごしてきてるんで、1日も早く1年でも早く、同じ舞台に立ちたいと思って頑張っていましたし、やっぱり嬉しいです。
Q.雄星さんともし同じチームに入れるとすると・・・
高橋:絶対入りますね(笑)(雄星さんが海を渡って)もう6、7年くらい経ってて。雄星さんはいま、とんでもなくレベルアップしてるじゃないですか。近くでどういうことをしているのかを見て、いろいろ吸収したい。けど、そこはもうご縁なので。

















