「AI × 刺繍工場の技術」の総結集!
しかし、決して機械任せではない。

RACCANのデザインは、手刺繍でアクセサリーを作っている作家・ヤマサキチヨさんに依頼している。

そのデザインデータを、最終的に刺繍データに変換するのだが…

スタッフ・朝倉 佳子 さん「こちら(円のイラスト)をそのまま変換すると、(糸の方向が)同じ向きにしかならなくて」

記者「糸が斜めにずっと走っている感じですね?」
朝倉さん「なので、これを手作業で一つずつ作っていったものがこちら」

より美しく見えるような縫い方と、手刺繍のような風合いを出せるよう、刺繍データを細かく手作業で作り変えているのだ。
機械任せの物と比べると、違いは一目瞭然!

実際の縫いあがりを見て、さらに修正することも多いという。

刺繍後も、緻密な作業は続く。

美しいデザインが際立つよう整え、細かい繊維を処理するなど、厳しい目でチェックしながら作り上げる。

スタッフ・平瀬 冴織 さん「もちゃもちゃもちゃって。もうこういうのは、商品には出さないように」
記者「これは出せない?」
平瀬さん「表にはそんなに整えれば問題ないんですけど、後ろから見た時にもきれいじゃないと」

機械刺繍だけど、手間をかけ、高品質で温かみのある仕上がりに。
価格は4~5千円台で、ブランドサイトでの販売が主だ。

山崎 秀平 代表取締役「結局は人の手がないと良い商品というのは生まれないので、時代が変わっても、人の手を通して良い物を作っていくっていうのはずっと変わらないかなと思いますね」

新たな挑戦と、多様な人のファッションスタイルに取り入れられる種類の豊富さなどが評価され、RACCANは、2025年の「長崎デザインアワード」で大賞を受賞。

表彰式に合わせて、長崎県庁で販売会も行った。

「機械織りという話しだったんですけど、手作り感がすごく惹かれましたね」

「妻にプレゼントします。刺繍でここまで丁寧に仕上がるもんなんだなと思って」

2025年10月には、上海と台湾でも出店。好評を博し、今後、海外での展開も見据えている。

山崎マーク・山崎 秀平 代表取締役「刺繍の奥深いところとか、糸の美しさとかを、RACCANを通じて伝えることができるようになったのが、すごく良かったなと思います。(今後)刺繍を使った何か新しいコラボだったり、そういうお声がけをいただけるんじゃないかと思っているので、それが一番楽しみです」

小さいけれど、スーパーアクセント。
技術と刺繍の魅力が詰まったRACCANのこれからに注目だ。














