青森県の主食用米の予想収穫量は今年産で26万500トンとなり、過去10年間で最も高くなる見込みであることがわかりました。

東北農政局は、10月25日現在の今年産の主食用米について、生産者が使っているふるいの目幅で選別した結果、青森県の予想収穫量は26万500トンで、前の年に比べて3万8000トン増える見込みであると発表しました。

比較できる過去10年間で初めて24万トンを上回り、最も高くなると見られています。

その要因について、農政局は作付面積が現在の調査方式となってから過去最大の4万3700ヘクタールだったことをあげています。

10アールあたりの予想収量は前の年より2kg減ったものの、作付面積の増加による効果が大きかったということです。

地域別の作況単収指数は、県全体が101、青森が102、津軽が98、南部・下北が108となっています。