新潟県の花角英世知事が18日、東京電力の福島第一原子力発電所を視察しました。
午前9時半ごろに、福島県富岡町にある東京電力の廃炉資料館を訪れた花角知事。
― 今回の視察の意義は?
「あした 定例の会見ありますよね…」
報道陣の問いかけにはほぼ答えずにバスへ乗りこみ福島第一原発に向かいました。

視察は非公開でしたが、新潟県によりますと、東京電力の小早川智明社長らの案内で福島第一原発の1号機から4号機の現状や、処理水の海洋放出に関連する施設を見学したほか、廃炉作業の概要などについて説明を受けたということです。
また、バスの中から原発周辺の地域の現状も見て回ったということです。

花角英世知事は、新潟県内に立地する東京電力・柏崎刈羽原発の“再稼働”の是非を判断するにあたって、「何が起きたのか それが今どうなっているのか、を肌で確認したい」とこれまで話していました。
― 視察しての感想は?
「…しっかり話を聞かせてもらいました」

視察の感想についても多くを語らなかった花角知事。
「近く明らかにする」としている『再稼働の“是非の判断”』にどのような影響を与えたのか注目されます。














