大型機械による伐採や搬出など、林業の現場を小学生が直接見学する学習会が、大分県豊後大野市で開かれました。

県は、2006年度に導入した森林環境税を活用し、森や林業に関する教育を推進しています。

18日、県民の森で実施された学習会には、豊後大野市立大野小学校の5年生29人が参加し、林業の作業を間近で見学しました。

児童たちは、木を伐採し、一定の長さに切りそろえたり運んだりする作業がすべて機械で行われている様子を観察し、安全性や効率化を図っている現状を学びました。

(児童)「機械が伐ったりいろんな能力を持っていてすごいなと思いました」「機械でやった方が短時間でできることがわかりました」

児童たちは事前に森林の役割や木材の活用についても学んでいて、今回の学習会を通じて、さらに理解を深めていました。