国交省が異例の“解任命令”です。岐阜県と三重県を結ぶ「養老鉄道」の駅の係員が、無免許で列車を運転した問題で、国交省が養老鉄道の運転業務を統括する社員を解任する手続きに入りました。

養老鉄道では20代の男性社員が無免許にもかかわらず、今年6月と7月に客を乗せた列車を運転しました。また国交省の監査で、男性社員は他にも複数回にわたり運転室に入っていたことがわかったということです。
このため国交省は、鉄道事業法に基づいて運転業務を統括する「運転管理者」を解任するよう命じる「解任命令」の手続きに入りました。11月28日に、会社の主張を聞く「聴聞」を行った上で正式に命令を出すか判断するということです。
















