ベトナム人の技能実習生に不法就労をさせたとして、大阪府八尾市のゴミ収集会社の代表らが書類送検されました。

 不法就労助長などの疑いで書類送検されたのは、八尾市のゴミ収集会社代表の男性(59)ら2人です。

 警察によりますと男性らは今年5月下旬、ベトナム人の技能実習生2人が資格外活動の許可を受けているかを確認せずにごみ収集の仕事をさせた疑いが持たれています。警察は今年9月、この会社にベトナム人を派遣していたブローカーの男ら3人を逮捕していました。

 警察の取り調べに対し、代表の男性らは「許可を受けているかの確認はブローカーの男らに任せていた」という趣旨の説明をしているということです。