■「今年の新語2022」 ランキングしたのは?

良原キャスター:
年末という感じがしますが、今年1年の世相を表す発表は、漢字だけではありません。注目ワードを見ていきたいと思います。

三省堂が行っている辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」です。1位から5位まで。皆さんどれぐらいわかるでしょうか?

まず第5位「○○くない」。同意を求める気持ちを表す言葉で、何々じゃない、なんとかじゃないみたいなのをちょっと変形版でしょうか?「勝ったくない?」「着たくない?」みたいなふうに使うそうです。

そして2から4位まで一気にいきますこんな意味です。
第4位は「メタバース」。これはネットワーク上に構築される3次元グラフィックの仮想空間のことです。買い物ができたり、ライブが行われたり、今年いろいろと話題になりました。

第3位は「気まず」。これは、とまどう・相づちのように使うということで、例えば、服の色が友達とかぶったり、似た色だったりして、「気まず」みたいなことをあえて言葉に出して言うそうです。

ホラン千秋キャスター:
元々あるような言葉を声に出して言うというところが新しいということでしょうか?

良原キャスター:
あえてそれを言葉に出す、文章に書くというところが新しいということです。
気まずくても言わない、言わないことが多かったのに、それをあえて口に出すというところが今年らしいということです。

第2位は「○○構文」。これは、表現のスタイルやパターンです。例えば「おじさん構文」「ちいかわ構文」などがあります。

そして第1位は「タイパ」です。

ホランキャスター:
コスパの時間版。効率がいいみたいなことでしょうか?

良原キャスター:
タイムパフォーマンス・時間対効果ということで、例えば「合コンよりマッチングアプリの方がタイパが良い」というような使い方をします。