2011年の東日本大震災を教訓に当時、能登町の小木中学校で校長を務めていた小川さんは、いち早く津波防災教育を取り入れ、大人が働きに出ている日中の時間帯は、中学生が主体となって住民を守る大切さを呼びかけました。

2012年:能登町での防災訓練

輪島市教育委員会・小川正教育長
「地道に学校が地域の皆さんと一緒になって、例えば避難訓練、あるいは避難所運営を行う。そういう日頃からの積み重ねが、いざという時に少しでも混乱なく、皆さんと一緒に頑張ろうねという気持ちを醸成していくことが大切かなと。」

今回の訓練でも、自らの命を守る「自助」と助け合う「共助」の意識を高めることで、地域を思いやる「心の防災教育」を目指します。