去年の能登半島地震と奥能登豪雨による2度の大規模な災害により、人口減少が加速する石川県輪島市では今、防災力の向上が大きな課題となっています。
教育現場では災害の教訓を生かそうと、子どもたちの防災意識を高める取り組みが少しずつ動き出しています。
【市内一斉防災無線】
「緊急地震速報。大地震です。大地震です。」
10月19日、輪島市では地区の住民も参加し、4000人規模の大規模な防災訓練が行われました。
地元の消防隊員
「皆さん消したいがあまり、上の方にかけちゃうんですね薬剤を。でも実際に燃えているのはここなんですね、下。下が燃えていて炎があるだけなので。」

去年元日に発生した能登半島地震。
長引く避難生活で環境が大きく変わったことによる体調異変が原因などで亡くなった災害関連死は今も増え続けています。11月14日時点で新潟と富山の13人を含めた死者は456人、建物の倒壊などによる直接死228人の2倍に上る人数です。














