政府は13日、暫定税率廃止に向けて、ガソリンと軽油の補助金を5円増額。これにあわせて、補助金増額前の在庫が残っていても、先んじて値下げに踏み切った店舗も現れました。
これまで10円だった補助金は13日から15円、27日から20円と段階的に増額。12月11日からは、暫定税率=一時的な措置として上乗せされている税率の分と同じ1Lあたり25.1円となり、暫定税率は大みそかをもって廃止されます。 軽油取引税も含めた暫定税率による税収は国と地方あわせて年間1兆5000億円以上。廃止となればその分を賄う“財源”が必要だとする議論が出ていますが…
ガソリンはいつ何円下がるのか?どのような“財源論”が噴出しているのか?慶應義塾大学・経済学部寺井公子教授の見解を踏まえて、MBS福島暢啓アナウンサーが解説します。
いつ何円安くなる?年末に向けガソリン価格低下

ガソリン価格は今後、大みそかに向けて段階的に下がっていきます。
(今後の1Lあたり価格のイメージ)
▼11月13日~ 168円
▼11月27日~ 163円
▼12月11日~ 158円程度
これまで10円だった補助金が、11月13日に15円、11月27日に20円、12月11日に25.1円と増額されるにしたがって価格が下がり、12月31日には暫定税率そのものが「廃止」となります(補助金も終了)。














