1世帯「年間7600円程度」の負担減?

 今回の暫定税率廃止により、家計1世帯あたり(2人以上世帯)で「年間7600円程度」の負担減が見込まれています(第一生命経済研究所 シニアエグゼクティブエコノミスト 新家義貴氏による試算)。

 この数字は車を保有していない世帯も含んだ平均値であるため、車を持っている世帯に限定すれば、さらに負担が減るということです。

 また、車を持っていない人にも恩恵があるかもしれません。「物流コスト減少」により企業の負担が減るため、小売価格が下がる可能性があるからです。