全国高校サッカー選手権県大会・準決勝です。
神村学園と鹿児島城西が決勝進出を決めました。

去年優勝の鹿児島城西と3年ぶりの決勝を目指す鹿児島実業の試合。

前半、城西はU-18日本代表経験のある大石にボールを集めますが、鹿実が堅い守りでゴールを許しません。

しかし前半37分、城西が高い位置でボールを奪うと、クロスボールに境が頭で合わせてついに先制。1対0で試合を折り返します。

後半も再三ゴールに迫る城西ですが、なかなか追加点を奪えません。

1対0のまま迎えた後半アディショナルタイム。鹿実はフリーキックからゴールを狙いますが、ミートせずタイムアップ。1対0で鹿児島城西が決勝進出です。

(鹿児島城西 重盛響輝 主将)「2連覇に向けて決勝戦しっかり勝って全国に戻って、国立競技場でプレーできるようにがんばりたい」

準決勝もう1試合は、夏のインターハイ王者神村学園に鹿児島が挑みました。

前半から神村学園が主導権を握り、徳村の2ゴールでリード。後半、風上に立った鹿児島は積極的にゴールを狙いますが、枠をとらえることができません。

すると神村学園は後半9分、中野が技ありのシュートで追加点。
その後も神村学園が3ゴールを追加して6対0で圧勝しました。

(神村学園 中野陽斗 主将)「今年はチャレンジャーとして一戦一戦大事に戦うことが目標、あすしっかり準備してあさって(決勝)につなげたい」

神村学園と鹿児島城西の決勝はあさって16日(日)午後1時5分から白波スタジアムで行われます。