“日本一気難しいイチョウ”の異名を持つ、青森県十和田市の「法量(ほうりょう)のイチョウ」が見頃を迎えました。
十和田市の山あいに立つ巨大な「法量のイチョウ」は例年、方角や高さによって葉の色にバラつきが出るほか、初雪が降ると、すぐに葉が落ちてしまうことから“日本一気難しいイチョウ”とも呼ばれています。
国の天然記念物に指定されていて、樹齢約1100年。高さ約30m、幹の周りは日本で4番目に長い約15mです。
今週、急速に葉の色合いが深まり、いまは全体的に黄金色となって見頃を迎えました。
県外からの旅行客は
「たまたま通りがかったらナビで出てきて、見上げてみたらすごく黄色いのがあったので寄ってみて、すごくよかったです」
「すごく大きいイチョウで、こんなに大きいのは初めて見て、すごくきれいで見られてよかったです」
東北巨木調査研究会 高渕英夫 会長
「きれいに黄葉することがめずしい。すばらしい黄葉が見えたら、それはそれですばらしいし、落葉したら、やはり、さすが日本一気難しいイチョウだなって。この木が落葉しても、黄葉しても私はそれはそれで、すばらしい木だなと」
鮮やかに色づいたイチョウ。
この土日は見頃となりそうですが、天気が崩れる週明けには葉が落ちるとみられています。














