2025年5月、村で唯一のガソリンスタンドが閉店した青森県風間浦村で、半年ぶりにいわゆる公設民営方式で店舗の営業が再開されました。

半年ぶりの営業再開となった「風間浦村サービスステーション」では、オープニングセレモニーが開かれました。

このガソリンスタンドは、村が閉店した業者から寄付された地下タンクや土地・建物などを所有し、むつ市の田村商事が指定管理者として運営する、県内初の公設民営方式で営業を行います。

風間浦村 冨岡宏 村長
「本格的な冬が来る前に営業再開できたことで、村民も安心していると思っています」

田村商事 田村博文 社長
「皆さんに気軽に寄っていただいて、ここでホットな会話ができる環境にしていきたい。村のサービスステーション・憩いの場ということを求めてやっていきたい」

ガソリンスタンドの営業は、平日の午前8時~午後5時半となっています。

また、村にある住宅に対し、灯油などの個別配送を行いながら、1人暮らしの高齢者の見守り活動も行うということです。