「リレーの一走はこいつだ~!」

去年7月に行われた、デフ陸上世界選手権 男子4×100mリレー。世界新記録で見事金メダルに輝いた、愛知県刈谷市出身の坂田翔悟選手。デフリンピックでは、個人男子100mのメダル、そしてリレーでは金メダルを目指します。

(坂田選手)
「個人種目の100mでは決勝に進むこと。リレーでは世界デフ記録を更新し、もう一度金メダルを取ることが目標」

陸上はスタートの合図がランプ。バトンの受け渡しも声で合図できないため、何度も練習を重ね、タイミングや距離を合わせていきます。坂田選手は第一走者。うまくスタートを切る重要な役目です。

(リレー第四走候補 佐々木琢磨選手)
「(坂田選手は)安定感がある」

(リレー第三走候補 山田真樹選手)
「坂田選手が代表になった時に、こいつだ~(リレーの)一走だ~と。僕らも心おきなく、こいつなら(リレーの)第一走を任せられる」

(リレー第二走候補 足立祥史選手)
「もう安心してバトンをもらえる…安心感がある」

普段の坂田選手について仲間はこう話します。

(リレー第三走候補 山田真樹選手)
「普段は無口。口数も少ないけど、野球の話になるともう止まらない。元気にハキハキしゃべってくる」